日経平均株価など午前の終値を伝えた。鈴木さんは「3万9,000円回復して『おお!』と思ったらみるみる上げ幅縮小し、このままで行くとマイナスになるんじゃないかというくらい伸び悩んでいる。基本的には為替の円安といっても146円なので160円台の時に比べたらどこが円安?という状況ですが、144円台~一時146円台ハーフまでいったのでそれを手がかりに朝は買いが先行したが、多分これだけでは買い材料としては力不足。一方でNYダウ・ドイツDAX過去最高値更新、S&P500も過去最高値寸前ということで、日本株の出遅れが諸外国に比べると顕著というのは事実。基本的に私は9月相場で3万9,000円を値固めして、一株あたり利益が次に増える機会である第2四半期の決算発表で4万円回復のようなイメージで良いと思っている。ここはそんなに慌てず、1か月でよくこれだけ回復したなとも言える」などと話した。個別株の注目については「朝方円安だったので自動車株。このところ悪い材料が出ていたが、そろそろ全体底入れかなという状況」などと話した。自動車以外の注目については「防衛関連に注目しており、概算要求でも防衛費の予算積み増しが出てきたので、そういう意味で三菱重工やIHIなどが朝しっかりしており、防衛関連は息の長いテーマなのかなと思う」と話した。ニトリHDは3日続落の動きを見せている。アメリカ株先物はこの時間下落している。