空飛ぶクルマを開発する米国のスタートアップ、ジョビー・アビエーションにトヨタ自動車が累計で9億ドル(およそ1300億円)出資。機体は5人乗り。時速は最大320キロ。電動な上、プロペラを低速回転させることで騒音を抑えられるのが特徴。プロペラを動かすモーターの構成部品などはトヨタが提供している。空飛ぶクルマに力を入れる背景にトヨタグループ創業家の思いを強調。グループ創始者・豊田佐吉だけでなくトヨタ自動車をつくった豊田喜一郎も小型飛行機の開発を目指した。今、車にとどまらず移動手段としてのモビリティを軸に事業の拡大に力を入れている。ジョビーは来年、中東のドバイで初の商業飛行を始める予定。