ニューヨークを訪れている自民党の麻生副総裁は、日本時間けさ7時前、マンハッタンのトランプタワーに入り、トランプ前大統領と会談を行っているとみられる。トランプ氏は、自身の裁判に連日のように出廷していて、忙しい日程の合間に時間を割いた形だ。今回の会談は、今年11月の米国大統領選挙でトランプ氏が返り咲く「もしトラ」を見据えたものだ。岸田総理は、現職のバイデン大統領と先日、会談したばかりで、バイデン大統領から国賓待遇として最大級の格式でもてなされた。今回の麻生氏の訪米について、昨日、上川外務大臣は「政府として関与していない。個人の立場としての活動だ」と述べている。風間は、今回の会談で、麻生氏は、自分がキーマンであることをアピールでき、トランプ氏は、世界が自分を求めていることをアピールすることにつなげることができるなどと話した。