映画といえばポップコーンになったのは、世界恐慌があったから。ポップコーンは約6700年前にアメリカ大陸で誕生した。先住民が硬いとうもろこしをたき火に入れて弾けたものを食べるようになったのが初めてといわれる。16世紀頃にはヨーロッパ移民に友好の証として作り方を教えた。一方アメリカの映画は1891年にエジソンが発明したキネトスコープが始まりとされるが大勢が観られるようになったのは1900年代初頭に300人ほど収容できるニッケルオデオンという形式なってから。非常に安く楽しめる娯楽だったが1914年頃に大型でそれまでより高価なムービーパレスが登場、1923年には音の付いたトーキー映画が誕生した。1930年頃は映画も演劇などと同じように食べ物はご法度だった。1929年の世界恐慌により1930年には年間9000万人だった映画の入場社数が1933年には6000万人に落ち込んだ。そこで映画館が考えたのが入場料以外で売り上げを増やすこと。原価の高いドーナツやキャンディーに比べポップコーンは原価が安く利益も多くなる。1938年にはポップコーンだけで約20万ドルの利益を出した記録もある。ポップコーンはシェアしやすく手が汚れない、フライヤーが不要、長期保存が可能で食品ロスが少ないなど映画に向いていた。
