訪問2日目となったきのう、愛子さまはラオスの歴史的な建造物をご覧になられた。フランスからの独立を記念して建てられた凱旋門パトゥーサイの高さ50mという最上階に上られると笑顔で手を振られた。続いてラオス仏教で最も格式ある寺院・タートルアン大塔を訪問された。ここは13年前、天皇陛下も皇太子時代に祈りを捧げられた場所。陛下は当時スーツ姿だったが、愛子さまはラオスの民族衣装にスカーフはパービアン、上着はスア、巻きスカートはシンと言い、結婚式などで着られる正装だ。記念撮影をされる際には周りの人を呼び込み、笑顔で撮影に応じられていた。その後、トンルン国家主席を表敬訪問された。晩餐会に先立ち行われた伝統儀式「バーシー・スークワン」で愛子さまは和服をお召になられて参加。この儀式は幸せや成功、旅行の安全を祈りながら糸を手首に巻いていく。その後、パーニー副主席主催の晩餐会に出席され、愛子さまは初の公式海外訪問でのおことばを述べられた。
