ドイツで23日、連邦議会の総選挙が行われた。中道右派の最大野党「キリスト教民主社会同盟」が第1党となることが確実となった。今後は党首のメルツ氏の就任が見込まれる。また、ショルツ首相率いる与党「社会民主党」が第3党に転落する一方、極右政党の「ドイツのための選択肢」は得票率を倍増させて躍進し、第2党となる見込み。キリスト教民主社会同盟は、相次ぐ移民らによるテロ事件を受けて厳格な国境管理などを公約に掲げていて、これまで寛容だった移民、難民政策を大きく転換することが予想されている。アメリカ・トランプ大統領は、「保守政党が大勝利を収めたようだ」「アメリカと同様にドイツ国民もエネルギーや移民問題などで長年、常識のない政策にうんざりしてい」などとSNSに投稿した。
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