ドイツでは23日、総選挙が行われ、最大野党で中道右派のキリスト教民主社会同盟が第1党となり選挙後の連立協議を主導することになった。支持者を前に勝利を宣言したキリスト教民主社会同盟の首相候補、メルツ氏。ドイツの選挙管理委員会によると開票作業は終了し、各党の得票率はキリスト教民主社会同盟が28.6%、第1党となり、新たな政権の枠組みを決める連立協議を主導することになった。続いて、移民や難民に排他的な主張を掲げ極右だとされ、ウクライナ支援にも消極的な右派政党、ドイツのための選択肢は20.8%、ショルツ首相の与党で中道左派の社会民主党は16.4%となっている。メルツ氏はことし4月中旬ごろまでには、新政権を発足させたいとの意向を示した。そして、アメリカがウクライナでの停戦に向けた外交を活発化させる中、ドイツの政治の空白を速やかに解消することが重要だという考えも示した。
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