井口の気になる変は「年末に『第九』を聴く習慣って変じゃね!?」。真相は「亡命してきたドイツ人指揮者によって広められた」だった。獨協大学・矢羽々教授によると、元々大晦日に第九を聴くのは第一次世界大戦後のドイツで始まった文化だという。歌詞に「喜びと自由、人びとの連帯」の意味があり、自由と連帯のメッセージとして年末に演奏する行事となった。1940年に亡命したドイツ人指揮者によって演奏された第九を大晦日にNHKラジオで放送し、日本にその文化が広まった。
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