ユーロ圏の去年10月から12月の実質GDP(域内総生産)の速報値は前の期から横ばいだった。ヨーロッパでの景気の弱さが鮮明となっていてけん引役のドイツはマイナス成長に転落している。こうした中、ECB(ヨーロッパ中央銀行)は定例理事会で政策金利を0.25%引き下げることを決めた。利下げは4会合連続。背景にあるのは、景気への懸念。ECBは公表した声明で「経済は依然として逆風に直面している」との見方を示した。
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