スマートフォンを長時間いじる人が多い現代、整骨院を受診した人の右手は小指が外側に開いており、スマホ小指と呼ばれている。原因はスマホの持ち方。スマホを片手で持って長時間小指だけで支えると小指の負荷が大きくなる。医師は「近くに神経があるので、やりすぎると神経の圧迫を起こし、軽いしびれを起こす恐れがある」と警鐘を鳴らしている。他にも手首に痛みを感じるスマホ腱鞘炎。スマホの操作をする際、片手の親指だけ使いすぎると、腱が腫れることがあるという。スマホ腱鞘炎セルフチェック方法を紹介。1.親指を隠すように握る、2.腕を伸ばして手首を曲げる。痛みがあれば要注意。スマホ小指の対策は小指に長時間負荷をかけない。対策1.手のひらで持ち、もう片方の指で操作、対策2.スマホを寝かせて小指だけで支えないこと。スマホ腱鞘炎の対策については「日常生活に問題があるくらい痛みが出ても整形外科に来ていただければ注射一発で簡単に治るので心配しなくても大丈夫」と話した。