大谷翔平の通訳・水原一平38歳は昨日、ドジャースの一員として迎えられ、通訳でありながら会見の冒頭で紹介される異例な展開となった。2012年、水原一平は日本ハムに通訳として就任した。外国人選手だけでなく日本人選手とも積極的にコミュニケーションを取り、チームの雰囲気作りに奔走していた。2017年、大谷がメジャーに挑戦する際は水原一平も日本ハムをやめ、大谷の専属通訳になった。日本ハムの退団会見では、大谷が日本ハムファンに対して英語でスピーチし、その内容を水原一平が通訳した。試合があるときは大谷と1日10時間以上も行動を共にしている。エンゼルスのチームメートの心も掴み、エンゼルス選手達が水原一平の顔がプリントされたTシャツを着てベンチ入りするという日もあった。今季から始まった兜パフォーマンスでは、HRを打った大谷の代わりにチームメートから促され兜を渡されることもあった。