膨らみ続ける医療費と解決策について。視聴者からは「膨れ上がる医療費どう減らす?」「あなたの不安は?」についてご意見・ご質問を受け付け。ここからの解説は医療ジャーナリスト・市川衛さん。医療費は初診料・再診料、検査料・投薬・処方箋料など入院外の医療費を指す。その後、入院すると入院医療費、薬を処方されると調剤医療費がかかる。医療費は昨年度48兆円、うち入院街は約16.3兆円(33.9%)、入院にかかる医療費が19.2兆円(39.9%)、調剤が8.4兆円(17.6%)だった。市川さんは「薬は命を守るために必要なもので、だからこそ社会で保健で賄っていこうとしている。ただ、いまは医療保険で賄われている薬の中にも、効果がそれほどないのにものすごくお高い薬があったりする。そういうものについてはこれだけ医療費が増えてきているので、医療保険のカバーから外すことも必要なんじゃないかというのがいま議論されている」と説明した。視聴者からは「年と共に医療にお世話になる確率は上がり収入は減るので不安」「医療費が上がっていくと旦那が病院にいかなくなるから不安」などの声が上がっている。薬代に医療費が多くかかっている原因について取材した。