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「トランプ」 のテレビ露出情報

もともとデパートなどで秋のバーゲンセールの宣伝文句として使われていたという「オクトーバーサプライズ」という言葉。なぜ大統領選で使われるようになったのだろうか。今から44年前の1980年、この年の大統領選は民主党の現職カーター大統領と共和党、レーガン候補が戦った。大きな争点はイランの首都テヘランにある米国大使館で人質になっている大使館員52人の救出問題。選挙戦はレーガン候補有利で進み投票1カ月前の段階で、カーター大統領は8ポイントの差をつけられていた。劣勢挽回のためカーター氏は投票日までに人質を解放できるようイラン側と秘密裏に交渉。しかしカーター氏が進めた人質解放への交渉は失敗に終わる。選挙は惨敗という結果に。これが、オクトーバーサプライズという言葉が知られるきっかけになった。
このオクトーバーサプライズが大統領選に影響を与えたといわれるのが2004年のこと。共和党候補は再選を目指す現職のブッシュ大統領、民主党候補はベトナム戦争の英雄ながら反戦主義者のケリー上院議員。当時米国は2001年に発生した同時多発テロに端を発するアフガニスタン戦争、そしてイラク戦争のまっただ中。国民にはえん戦気分が広がり戦争継続を主張する現職ブッシュ大統領と戦争反対を訴えるケリー候補の支持は拮抗していた。そんな中、投票日の1週間前ブッシュ大統領にとってのオクトーバーサプライズが起こった。同時多発テロの犯行声明が出た。犯行声明がブッシュ候補の追い風になりブッシュ大統領が31州で勝利。ケリー候補は19州にとどまりブッシュ大統領の勝利。まさにオクトーバーサプライズがもたらした勝利だった。
オクトーバーサプライズの歴史。今回も大統領選を左右する出来事が中東で起きていた。1日イスラエル各地を襲ったのはイランによる180発以上の弾道ミサイル。街中ではイランが支援するハマスによるテロ事件も発生。男2人が路面電車の周辺にいた民間人に発砲7人が死亡し10人以上がケガをした。イスラエルも報復攻撃するなど全面戦争の可能性も指摘される中、激化する中東情勢は米国大統領選にも大きな影響を与えている。バイデン政権はイスラエル支持を表明。米国各地の大学でイスラエルの攻撃への抗議デモ。オクトーバーサプライズの火種は中東情勢だけではない。先月末、米国・フロリダ州に上陸したハリケーン「へリーン」。3日時点・死者200人、安否不明者数百人。
大型ハリケーンが大統領選の明暗を分けるケース。2012年の大統領選・2期目の再選を目指すオバマ大統領。選挙1ケ月前に開かれたミット・ロムニー候補とのテレビ討論会にて、オバマ氏は議論でうまく反論できず。これを契機に世論調査では支持率が拮抗。その後、大型ハリケーンで災害が発生。オバマ氏は選挙演説を取りやめてでも災害対応に尽力。党を超えた協力などもあり、結果2期目の再選を果たした。
ハリケーン「へリーン」の被害に対しトランプ、ハリス両陣営の対応。トランプ前大統領は「ハリスは被災地に行くべきなのに選挙資金集めをしている」と批判。先月30日に被災地へ。イーロンマスク氏に通信手段復旧のため相談。バイデン大統領とハリス氏はトランプ氏から2日遅れで被災地へ。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月24日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(マーケット情報)
きょうの日経平均株価は4日ぶりの反発。今朝トランプ大統領がイランとイスラエルの停戦合意を表明したことなどが好感された。一方ニューヨークの原油先物は急落し、これを受け資源関連も売りが出ている。空運株は上昇。為替は昨日よりややドル安円高方向。中国株は上昇。

2025年6月23日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,NEWS
アメリカによるイラン攻撃を受けて、ニューヨークでは抗議デモが行われた。ニューヨークでは今後も大規模なデモが複数計画されており、地元警察は宗教施設などに追加の人員を配置すると発表している。

2025年6月22日放送 8:00 - 9:54 TBS
サンデーモーニング(一週間のニュース)
17日カナダで開かれたG7サミットが閉幕した。初日にトランプ大統領が帰国し、恒例の首脳宣言も出せない異例の事態になった。テーマごとの共同声明では「AIの活用」「鉱物資源の供給網強化」などトランプ政権が反対しない分野のみで、貿易問題やウクライナ情勢などについては一致した立場を示せなかった。寺島実郎はG7の形骸化を指摘した。

2025年6月20日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
イスラエルとイランの攻撃の応酬が続いている中でアメリカのトランプ大統領は声明を発表し、2週間以内にアメリカが軍事行動をするかどうかの決断をするとしているという。今回はアメリカ側の視点から現状を分析し、軍事衝突を回避できるかを考える。そこで「イラン中部フォルドゥ地価核施設」「共和党内の不協和音」「アメリカ軍事介入の条件」という内容で解説した。最後に高橋祐介は「[…続きを読む]

2025年6月20日放送 11:00 - 11:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
アメリカがイランに対し軍事介入するのかどうか関心が高まる中、トランプ大統領は声明でイランとの交渉が近く行われる可能性があるという見方を示し「2週間以内に行動するかどうか決断する」と述べた。

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