民主党の大統領候補となったハリス氏は最初の演説で「全てのアメリカ人のための大統領になる」「大統領選挙を通じて分断を乗り越えるとき」と訴えた。ビリー・アイリッシュやテイラー・スウィフトなどの著名人が続々と支持を表明した。当初ハリス氏への支持は右肩上がりを続けていたが、2か月が経った頃に頭打ちになった。ウィスコンシン州の沿道には両候補の看板に混じって、選挙戦で語られる内容に不満を抱いた市民たちが自分たちでお金を出して作った看板が掲げられていた。農家のブリーテンモーザーさんはことし異常気象の影響で2000万円以上の損失が出る見込みで、将来のエネルギー政策が示されるべきだと訴えた。気候変動対策を優先課題に掲げる民主党を支持してきたが、テレビ討論会で具体策を語らずに雇用問題に議論を移し相手を批判したハリス氏の発言に失望したという。