習近平国家主席と初の対面会談について40分ほど行われた。石破首相は会談で両国の建設的かつ安定的な関係の構築、大きな方向性を共有すると述べた。習主席は意思疎通と協力を強化し両国関係を正しい軌道にのせていくことを推進したいと述べた。両国が関係改善に意欲を示した会談となり、両首脳は戦略的互恵関係を推進することも一致するとみられ、日本水産物について早期の輸入再開や日本男児の刺殺事件を受け中国の日本人の安全確保を求めたとみられる。会談でトランプ政権の話題について、複数の記者は話題にはならないが、トランプ氏の影がちらついているとは話していた、外務省関係者は会談の調整で中国の前向きさを感じたと話しており、焦りがあるのではと話した。トランプ政権になれば米中対立が激化すると予想される中、中国は日本を味方につけておきたいのだろうと指摘、中国経済が厳しい中、日本企業を呼び込みたいという思いが重なり前向きな姿勢になったのではという見方がある。