門田真一郎さんがスタジオで解説。ドル/円予想レンジ:148.70円~152.70円。先週の雇用統計はおおむね予想通り。物価などをにらみながら基本的にレンジ推移を見込んでいる。注目ポイント:円売り継続とトランプ相場。門田さんは「為替市場は金利差、経済動向に降らされる傾向はあるが、それに加え経常収支や対外投資と言った為替の資金需給も重要なファクターになってくる」、「2025年はやや円売りが若干弱まるとみているが、円買いまではいかないとみている。海外金利が低下しているので、やや所得収支の黒字が減少、経常黒字が1兆円弱減少するとみている。一方で対外投資も若干減少の見通し。新NISA関連の投資はややペースが鈍化」、「トランプ次期大統領の政策は基本はドル高要因。来年の前半頃は円安ドル高圧力になりやすい。いったん来年前半に150円台後半を目指し、最終的には140円台後半に下落とみているが、今の水準から大きく円高にはならないと考えている」などと述べた。