臨時国会の閉会を受けて会見した石破総理大臣は、米国・トランプ次期大統領との早期の会談に意欲を示した。石破総理はトランプ氏と「北東アジア情勢について認識を一にしたい」と強調。トランプ氏との初会談は来月中旬におこなう方向で検討されている。会見では「先方との調整がついていない」とした上で「最も適切な時期を模索する」と述べるに留めた。きのうの参議院本会議では政治改革関連法が与野党の賛成多数で可決成立した。改正政治資金規正法では、政策活動費を全面的に廃止することが盛り込まれた一方、企業団体献金の禁止を巡っては、与野党の意見が対立し、来年3月末まで結論を先送りした。