広木さんのきょうのテーマは「2025年 日本株相場展望」で、広木さんは「今年も去年に引き続き株高の予想。4月末には決算発表があるので、そこで新年度の業績見通しが出てきてそれを織り込むと昨年つけた4万2000円の高値は超えてくるのではと思う。毎年夏には底値を探りに行く。政治リスクなど弱含む面もあると思う。トランプ大統領の政策が見えてくるのは年後半近くになってからだろう。世界的に中央銀行が利下げモードにあり、IMFの予想でも世界経済が3%成長と予想されているが、利下げもサポート要因になり世界景気は底堅く推移するのでは。バリエーションはそんなに変わらないと見ているので、4万5000円というのは今年の年末の予想。」などと述べた。
去年12月に33人から回答を得た今回のモーサテサーベイで日経平均の高値はいつかと尋ねたところ、1番多かったのは「12月」で半分ほどの出演者が年末高を予想している。高値で1番多かったのは9名が予想した「4万5000円」。最も高い予想は「4万6000円」だった。一方で安値の時期についても聞くと、最も多かったのは「1月」とのこと。安値の水準は「3万6000円」が最も多く、3万円割れを予想する声も聞かれた。
広木さんは「昨年から色んなニュースが出ているが、こういった流れが加速していくと成長期待が高まる。アメリカ株がどうなるかは大きいと思う。アメリカ株のバリエーションが高いが、PRそのものが高いだけでなく金利対比のアメリカのPRが高いのが気になる。アメリカ株の割高さがリスクの1つだと思う。もう一つのリスク要因は政治の不安定さ。国内の参院選がどうなるか。昔のように首相がコロコロかわる国に逆戻りするとなると世界的にも日本の地位が低く見られるし、何よりも政策が進まないのが1番の困ったことなので、そういった意味では日本の大きなリスクだし、ヨーロッパもEUの中核国が政治的な混迷が深まっていて、政治空白が続くとEU不安の懸念が増えてくる。それが世界的なリスクオフにつながる可能性はある。」などと述べた。
去年12月に33人から回答を得た今回のモーサテサーベイで日経平均の高値はいつかと尋ねたところ、1番多かったのは「12月」で半分ほどの出演者が年末高を予想している。高値で1番多かったのは9名が予想した「4万5000円」。最も高い予想は「4万6000円」だった。一方で安値の時期についても聞くと、最も多かったのは「1月」とのこと。安値の水準は「3万6000円」が最も多く、3万円割れを予想する声も聞かれた。
広木さんは「昨年から色んなニュースが出ているが、こういった流れが加速していくと成長期待が高まる。アメリカ株がどうなるかは大きいと思う。アメリカ株のバリエーションが高いが、PRそのものが高いだけでなく金利対比のアメリカのPRが高いのが気になる。アメリカ株の割高さがリスクの1つだと思う。もう一つのリスク要因は政治の不安定さ。国内の参院選がどうなるか。昔のように首相がコロコロかわる国に逆戻りするとなると世界的にも日本の地位が低く見られるし、何よりも政策が進まないのが1番の困ったことなので、そういった意味では日本の大きなリスクだし、ヨーロッパもEUの中核国が政治的な混迷が深まっていて、政治空白が続くとEU不安の懸念が増えてくる。それが世界的なリスクオフにつながる可能性はある。」などと述べた。