北朝鮮による拉致問題の解決を訴える集会が埼玉県で開かれ、拉致被害者家族が石破総理大臣に対し本当に真剣に取り組んでほしいなどと訴えた。飯塚耕一郎さんは石破首相が就任前に発言した日本と北朝鮮の連絡事務所開設について「北朝鮮の時間稼ぎにしかならない」と改めて反対し「言葉ではなく救うための行動を起こしてほしい」などと訴えた。また1978年に新潟県で北朝鮮に拉致され北朝鮮での生活を余儀なくされた拉致被害者・蓮池薫さんも講演し、「北朝鮮の決断次第で被害者は帰って来られる。決して諦めてはいけない」などと語った。トランプ大統領に対しては「拉致問題は必ず解決しなければならないことを世界に、特に北朝鮮に示してほしい」と訴えた。