アメリカ・ホワイトハウスは28日、トランプ大統領がカナダとメキシコへの関税を2月1日に課すという考えは変わっていないと表明した。ホワイトハウス・レビット報道官は、この日が初めての会見。早速トランプ政権が発足からわずか1週間で実施した不法移民の強制送還などの成果を強調。そして、トランプ大統領が最も重視する関税についても言及した。さらに中国に対する10%の追加関税も2月1日に課す考えだと説明した。異例の27歳でホワイトハウスの報道官に就任したレビット氏。学生時代に保守系メディアFOXニュースでインターンとして働いた経験があり、卒業後は第1次トランプ政権で報道官補佐としてトランプ大統領を支え去年の大統領選挙では広報担当だった。報道官に任命した理由についてトランプ大統領は「賢くタフで高いコミュニケーション能力を有する」とした。レビット氏は今後の会見方針について若者がよく利用する新興メディアの出席も認めることを明らかにした。ワシントンの映像。写真・AP/アフロ。