北野一さんは、石破総理大臣・トランプ大統領の会談について。「今年戦後80年、この80年間の日米関係と今これからの日米関係というのは根本的に変わるのではないかと思う。これまではアメリカの犠牲のもとに世界に秩序をもたらしてきた。しかし、アメリカはもはやその犠牲を払う意思も能力もないという風になってきていると思う。そういう意味では地政学的なコペルニクス的展開が起こっていることだと思う。」などと話した。続いて、高島修さんの解説。「イングランド銀行は昨年5.25%から利下げを開始しており、四半期ごとに0.25%カットという見方が優勢になっていると思う。今回も4.75%から4.5%への利下げがコンセンサス。イギリスは低成長高インフレのスタグフレーション的な経済環境にあって、その分金利が高止まりしやすいということもありディスインフレでECBの利下げが進んでいるユーロに対しポンドがアウトパフォームしやすい環境。またトランプ政権の関税リスクもユーロ圏やカナダ、メキシコ、中国などよりはイギリスは低いということで総じてでみればポンドに対して強気の見方が多いと思う。」などと話した。