24日、アメリカのトランプ大統領は、現代自動車グループが今後、数年間でアメリカに210億ドル(約3兆1500億円)を投資すると発表。トランプ大統領は現代自動車グループのチョン・ウィソン会長と会見し、今回の投資で「年間100万台を超える自動車が生産されるようになる」とし、「この投資は関税が非常に友好的であることを明確に示している」と強調。またトランプ大統領は投資のうち58億ドル(約8700億円)は、現代自動車グループとしてはアメリカで初めてとなる製鉄所の建設にあてられるとし、新たに1400人以上の雇用が創出されると明らかにした。トランプ大統領は、アメリカが輸入する鉄鋼やアルミニウム製品に25%の関税を発動していて、現代自動車グループとしては、これを回避する狙いもあるとみられる。