日本時間午前7時45分すぎから始まったナショナルズ対ドジャーズの試合。1回表、先頭打者として登場したのは大谷翔平選手。2球目を内野安打、12試合連続出塁。
この試合の前に大谷選手は世界が注目するトランプ大統領との2ショット写真を披露した。日本時間きょう未明、ホワイトハウスに姿を見せたのはドジャースのロバーツ監督と選手たち。選手たちに続いて会場に姿を見せたのはトランプ大統領。前年のワールドシリーズのチャンピオンがホワイトハウスを表敬訪問するのは慣例となっている。関税をめぐる問題で逆風のトランプ大統領にとって政治的なアピールになっているとの指摘もある。ロバーツ監督の次に紹介したのは大谷選手だった。大谷選手に握手を求めると彼には素晴らしい未来が待っていると話した。表敬訪問のあとに投稿されたのは大統領の執務室に招かれた大谷選手の映像だった。写真撮影ではトランプ大統領は満面の笑み。スポーツジャーナリストの志村氏は関税で非常に大きな注目があり、風当たりがある中、自分に対して批判的なニュースが流れるっているのが正直好ましくないとおもうなどと した。ベッツ選手はレッドソックス時代の2019年表敬訪問を辞退している。理由を明らかにはしていないが当時、トランプ大統領は人種差別的な言動などが物議を醸しており、表敬訪問を辞退するアスリートが相次いでいた。早稲田大学の中林教授は外国人でありながらアメリカン・ドリームを実現することができた、という1つの成功ストーリーが描ける、あたかもアメリカが素晴らしいところだということをトランプ大統領が自分の手柄ではないはずだが、シンクロさせるというところで政治的に活用できると考えている可能性があるなどとした。