ウクライナに対してアメリカは消極的な姿勢を見せていて、停戦交渉を早く終わらせたいという思惑もみえる。先週、トランプ大統領は相互関税を全世界に課すことを決めたが、ロシアは対象外となっている。兵頭慎治さんはアメリカは停戦交渉への影響を懸念していたとの指摘がある、関税をかけることを今後の交渉材料としてカードを残しておくという可能性もあるとした。ロシア側は交渉の引き伸ばしをしていて、条件を引き出すような動きをしている。ロシアからするとトランプ大統領は持論を曲げることなく行動力があるとみている、交渉する相手としてはロシアにとって有利にもなりえるという。