エアコンの試運転は今がちょうど良い。1か月予報だと東日本から北日本は平均気温が平年より高くなる見通しとなっている。ダイキン工業では夏のエアコン試運転指数を発表しており、21~22℃で適した時期、23~25℃で最適な時期、26℃以上だと熱中症が心配される室内環境になる可能性があり、急いで実施すべきとしている。18日金曜日の予想最高気温だと仙台でも試運転の適した時期に入る。試運転では室内機から水がでていないかや不快なニオイ・異音がないかをチェックする。最近まで暖房を使っていたのになぜ冷房の試運転が必要なのか。暖房と冷房では仕組みが違うためしっかり冷風が出るか確認が必要。暖房は外の空気から熱を集めるが冷房は部屋の熱を外に出すという違いがあり、試運転しないと上手く作動しないことがありうる。またエアコンの相談件数は夏に集中し7月は4月に比べ4.3倍になるので早い時期が良い。また半導体不足で夏場に修理を依頼しても2週間以上待ったというエアコン待機者は32%になるという。半導体へのトランプ関税の影響については、白物家電の半導体は国内生産の比率が高く、すぐ値上げや品薄になる可能性は低いという。また冷房のフィルターの掃除が節約につながる。1年分ほこりをためてしまうと消費電力が約25%上がるという試算もある。