トランプ大統領は自身のSNSに、「エネルギー価格は大幅に低下していて、食料品価格も下落し、そのほかのモノも価格が下落傾向にあるためインフレは事実上存在していない」と投稿し、FRBに対して改めて利下げを要求した。また、金利を引き下げなければ景気の減速が起こりえると警告。外国為替市場ではドルが売られたほか、債券市場ではアメリカ国債のうち、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債などが売られ、利回りは上昇した。パウエル議長は早期の利上げに慎重な姿勢を見せている。東京外国為替市場では円相場が一時、約7カ月ぶりに1ドル139円台まで値上がりした。