ワシントンから中継。樫元支局長がトランプ大統領の就任100日について解説した。世論調査の結果を紹介。就任当初は支持が多かったが、3月に支持と不支持が逆転。相互関税を発表した4月以降は不支持が増え続けて5割を超えた。個別の政策では評価するがしないを上回ったのは国境対策のみで、関税政策や外交政策は評価しないが多かった。トランプ大統領は調査結果を「フェイクだ」と批判しているが、焦りがあるとみられる。マーケットの反応を見て、相互関税の上乗せ分の発動を急きょ中止するなど慌てた対応もあり、ウクライナ情勢の和平交渉が停滞していて苛立ちを隠せない場面もあった。政権発足当初の勢いには陰りが見られている。