アメリカ・トランプ大統領とロシア・プーチン大統領との米露首脳電話会談は2時間以上に及んだ。会談後記者団の前に現れたプーチン大統領は「電話会談は有意義で有益だった」と語った。また平和的解決に向けて和平の原則や合意時期などについて「ウクライナとの覚書の作成に取り組む用意がある」と述べたが停戦についての発表はなかった。トランプ大統領はSNSに「プーチン大統領との電話会談は非常にうまくいった。ロシアとウクライナは停戦、さらに戦争終結に向けた交渉を直ちに開始する」と投稿、、また停戦後について「ロシアはこの壊滅的な流血が終わった後アメリカと大規模な貿易を行いたいと考えており私も同感。国を再建する過程のウクライナも貿易の受益者となる可能性がある」などとした。トランプ氏はプーチン氏との会談後ゼレンスキー大統領やヨーロッパ首脳らに会談内容を伝えたとしている。ゼレンスキー大統領はプーチン氏が全面的な停戦に同意しなかったことを受け「ロシアが同意しないということは平和を望んでいないということを意味する」としている。