アメリカのトランプ大統領は各国との関税交渉をめぐり、ブラジルに50パーセントの関税を課す方針を示すなど、8か国に対して関税率を通知する書簡を新たに公表した。書簡の中でトランプ大統領はクーデターを企てたことで起訴されたブラジルのボルソナロ前大統領の裁判について、魔女狩りとした上で、裁判は行われるべきではないと主張している。裁判の行方と関税率を結びつける姿勢を示した。関税率の書簡はブラジルの他7か国に通知。アルジェリア、イラク、リビア、スリランカが30パーセント、ブルネイ、モルドバが25パーセント、フィリピンが20パーセント。