FRBは30日、金融政策を決定する会合で4.5%を上限とする現在の政策金利を5会合連続で据え置くことを決めた。パウエル議長は利下げを急がずトランプ関税が経済や物価に与える影響などを慎重に見極める姿勢を改めて示した。一方、今回の政策金利の決定は理事のうち2人が反対して全会一致とはならず、複数の反対が出たのは32年ぶりだという。これに先立ち利下げへの圧力を強めているトランプ大統領は「パウエル議長は仕事をしていない」などと改めて批判している。
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