UAE ドバイで行われているCOP28は、首脳級会合が始まった。冒頭で演説したのは地球沸騰の時代が訪れたと強い危機感を示した国連のグテーレス事務総長で、「地球は鼓動を失いかけている 猛烈な火災 死に至る間伐 最も暑い1年 まだ遅くはない このCOPを将来の希望にしなければならない」と述べた。そのCOPでは首脳級会合の前日、気候変動の被害を受ける途上国を支援する基金を巡り、運用に向けた具体的なルールで合意した。基金にはUAE・ドイツ・日本など、約4億2000万ドル(約620億円)の資金拠出を表明したという。この後岸田首相は、2050年までにカーボンニュートラルの実現に排出削減を着実に進めていくことを説明することにしている。