北ヨーロッパの国・エストニアではロシアとの戦闘に備えた準備されている。特別に撮影が許可された場所に行くと、塹壕の建設が急ピッチで進められていた。避難するためのシェルターなども設置されている。機関銃を撃つための穴やドローン攻撃に備えた網が張られていた。簡易的なトイレやシャワーも設置。ロシアとの国境近くに、防御施設を少なくとも600か所設置する予定。日本の自衛隊の予備役にあたる民兵の勧誘も積極的に行い、対策を進めている。エストニア国防軍・アイナル・アファナシエフ中佐は「戦争を避けたいのであれば戦争に備える必要がある」と述べた。防衛テクノロジーの開発も進んでいる。スタートアップのマルドゥク・テクノロジーズではAIを活用したドローンの検知・追跡システムを開発。特徴は敵の電波妨害を無力化する技術で、高性能カメラの映像のみで独自のAIが数キロ先のドローンを正確にとらえる。ロシアによるドローン攻撃に備えたEUの「ドローンの壁」構想の中核に採用され、約1億円の助成金を得て開発を進めている。マルドゥク・テクノロジーズのレートゥ=ラウノ・レンベルCOOは「試作品が成功すれば1~2年以内に国境にわれわれのシステムを導入できる」と話した。
戦闘への準備が進むエストニアでは防衛支出がGDP比5%を超えており、NATO加盟国の中でも軍事への投資がトップクラス。ドローンのスタートアップによると、日本からの問い合わせも頻繁に来ているという。
戦闘への準備が進むエストニアでは防衛支出がGDP比5%を超えており、NATO加盟国の中でも軍事への投資がトップクラス。ドローンのスタートアップによると、日本からの問い合わせも頻繁に来ているという。
