初戦大敗から一夜明け、ドジャースがSNSを更新。そこには勝利への期待を背負い敵地スタジアムに乗り込む先発・山本由伸の姿があった。トロントの新聞は大きな写真とともに「勝つのはドジャースだ」と世間が思う中で、「ブルージェイズが真の実力を発揮した」と興奮を伝えている。ただ、唯一の欠点は「この大きな勝利がドジャースを目覚めさせたかもしれない」と指摘している。試合前、大谷翔平は4戦目の先発出場に向けてキャッチボール。キャッチボールを終えると、大谷は観客席に向かってファンサービスを始めた。前日の「お前は必要ない」という大合唱とは打って変わって、この時ばかりはスーパースターからのボールに大歓声があがった。敵地スタジアムにブースを構える地元ラジオ局も実況に熱が入る。注目のワールドシリーズ第2戦・ブルージェイズファンのブーイングが起こる中、1回、先頭バッターで大谷が登場。ストライクの判定に大歓声が湧き上がる。前回登板でメジャー初完投の山本由伸は先発のマウンドに。4回、5回、6回を三者凡退に抑え、味方の反撃を待つ。8回には大谷の第4打席、ライト前ヒットを放った。その後、5-1とリードを広げたドジャース。ベンチでは山本がノートを見ながら投手コーチと話し込む場面もあり、3者連続三振。そして9回2アウト、156キロのストレートで打ち取りゲームセット。山本は105球4安打1失点で完投勝利。ドジャースが1勝1敗のタイに持ち込んだ。ポストシーズンで2試合連続の完投は24年ぶりの快挙。
