アメリカに本社を置くアンダーアーマーはトランプ関税の関連コストが年間約150億円増加する見込みだと明らかにした(ロイター通信)。全体の半分の商品をベトナムやインドネシアから調達していて、アメリカへ届ける商品に約20%の関税がかかるリスクに直面している。アンダーアーマーの最高財務責任者は「営業利益が今年度の水準のほぼ半分になる」と予想している。トランプ関税によるスポーツ用品大手への影響は他にも。ドイツに本社を置くアディダスも下半期のコストが約340億円増加する可能性があり、アメリカでの値上げを検討。ナイキは対応策を講じなければ約1500億円の損失が生じるとしている。