「DINO-A-LIVE」の人気の秘密は「ストーリー制作」。ストーリーは、学説や化石からドラマになりそうな部分を抽出し、想像を膨らませてショー全体を構築していく。1923年、モンゴル・ゴビ砂漠で発見されたオビラプトル科の化石。それは、砂嵐などから卵を守ろうとして命を落とした親恐竜のものと考えられている。この化石から着想を得たシーンを紹介。こうした学説をヒントにしたシーンは、20種類以上にも及ぶ。制作を手がける金丸さんによると、ティラノサウルスはワニと同じく「口で子育てを行う」生態があるとされ、そこから新たなストーリーを膨らませていくという。
