ナウルは第2次世界大戦中の1942年に日本が占領。戦後、オーストラリアなどによる国連からの信託統治を経て、1968年に独立。日本とは国交があり、2021年の援助国ではオーストラリア・ニュージーランドについで日本が3番目に入っている。日本の遠洋漁業の中心となるマグロ、カツオ類漁獲量全体の約4割が太平洋島諸国の排他的経済水域でとられていて、日本側が払っている入漁料の一部はナウルの財源にもなっている。ナウル航空がジェット旅客機を運航していて、南太平洋島諸国に詳しい東海大学の黒崎岳大准教授によると、1970年代から80年代にかけて鹿児島などに直行便があったという。さらにナウルの高級レストラン従業員のエゴさんは、ナウルには祖先に日本人がいる家族がいて、日本人は友人だと考えていると話している。そんなナウルは日本向けのSNSで日本語でメッセージを発信しているが、その内容が面白い。ナウル政府観光局の公式Xをみると、ナウルに花粉症はありますか?という質問に対して、「スギが生えていません」や、「「ナウルが名売る」といった日本語のギャグも投稿している。この投稿のあと、ネット上は盛り上がったという。さらにおととしの12月2日には「なぜかきょうはナウル国旗をご紹介するタイミングだと思いました」と投稿。この前日にFIFAW杯のグループステージ日本対スペインの試合があった。三笘の1ミリとナウルの国旗の配置が似ていたから。デーブさんは「いずれこうナウルと思っていた。でも楽しい話ある反面、台湾断行して中国と復興するのはいかがなもんかと誰もが思うこと」とコメントした。