マネックス証券の広木さんは「株の一番の懸念はアメリカ株式の歪さですね。アメリカの長期金利の上昇は昨年末ぐらいから感じ、株価と金利がアンバランスな状態となっています。また、金利上昇に対しての株価の上昇は不十分ですね。また、国内の物価がなかなか上がりにくくなることも懸念しています。消費者が物価高についていけなくて節約志向となっており、一部では値下げの動きが出ていて、これは厳しいかなと感じています。また、日銀のスタンスにも懸念を感じており、次の利上げの議論がされていますが、あくまで賃上げと物価高の好循環があってこそですから」などと話した。