19日のニューヨーク株式相場は、高値圏で推移してきたハイテク株に利益確定の売りが重なる展開だった。市場ではハイテク株に割高感を指摘する声も聞かれる。ダウは上昇してスタート。ホーム・デポの決算が好感されたほか、予想を上回った住宅関連の指標も追い風に一時最高値をつけた。一方でハイテク株が相場全体の重しに。パランティアは最高値をつけた先週から5日続落し、この日は9%安となった。エヌビディアも中国向けの新製品の開発が報じられたが、売りを押し返せず下落。今週はジャクソンホール会議で次の利下げのタイミングを見極めようとすうる様子見姿勢も強く、ハイテク銘柄は利益確定に繋がりやすかったようだ。