トランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領に対し「失望している、50日以内に合意がなければ2時間税をかける」と宣言した。さらにウィテカーNATO大使はCNNに対し、ロシアから石油を購入している国々にも関税をかけると述べ、具体的に中国とインドを名指しした。中国とインドはロシア産石油の輸出先として6割近くを占めている。2次関税を避けるためには、ロシアは、50日以内に停戦に応じなければならない。50日後というのは、プーチン大統領が『抗日戦勝記念式典』に出席するため、北京を訪問しているタイミングで、それまでに中国と話をつけておくようにということかもしれない。一方アメリカはウクライナに対しパトリオットの追加供与を決定。ゼレンスキー大統領は「トランプ氏に感謝している。カレは人名を守ろうとしている」と述べた。ただ、強調されたのは、ウクライナに送られるアメリカ製の兵器は、欧州各国が購入するということだ。