インドがロシアから原油などを購入していることを理由にアメリカが先月インドへの追加関税を50%に引き上げてから初めての関税を巡る交渉がインドで始まった。トランプ大統領とインドモディ首相は追加関税引き上げなどによって関係悪化が指摘されていたがこのところ共に関係修復に前向きな発言をし、シンガポールCNAは今回の交渉は今後に向けて重要な一歩になりそうと伝えている。インド関係者によると今回の交渉は正式なものではなくどういう合意が可能かを探る話し合い、専門家はこの話し合いが正式な貿易交渉につながるかもしれないと語っていた。トランプ氏が追加関税を50%に引き上げてから初めてアメリカ・インドの代表が貿易について直接協議することから重要だと言える。