2025年9月17日放送 10:05 - 10:54 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
トランプ対FRB 利下げのゆくえは?

出演者
望月麻美 池間昌人 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像のあと望月麻美らが挨拶した。

(ニュース)
“2度目の国賓訪問”英に到着

アメリカのトランプ大統領が日本時間今日午前5時過ぎに訪問先のイギリスに到着した。今回の訪問は異例となる2度目の国賓待遇での訪問で、滞在中はウィンザー城でチャールズ国王のもてなしをうけたりスターマー首相との首脳会談に臨む予定となっている。またトランプ大統領は今回AI分野で巨額の投資を表明することを手土産としていて、イギリスとしては貿易協定の実務的な取りまとめができるかが焦点となっている。

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ザポリージャに攻撃 死者も

ウクライナでは16日未明にも南部ザポリージャでロシア軍による攻撃があり、1人が死亡、子どもを含む少なくとも13人がケガをした。ザポリージャ州知事は「ロシア軍は今回10回ほど攻撃をした」と述べ、インフラを狙ったと発表している。(ウクライナ公共放送)。

空母「福建」台湾海峡を通過

中国国防省は、最新の空母「福建」が台湾海峡を通過し南シナ海に向かったと明らかにした。「福建」は、中国の3隻目の空母で、これまでの2隻より大型化し、艦載機の発進方法など性能面でも進んだと指摘されている。中国中央テレビは、「試験と訓練に当たった。特定の国や目標を対象にしたものではない」とする国防省報道官の話を伝えている。

ワールドEYES
コーナーオープニング

コーナーオープニングが流れた。

特集 FRB「利下げ」へ トランプ大統領との対立は/特集 FRB「利下げ」へ 理事めぐり騒動も

アメリカのFRBが16日から金融政策を決める会合を開いている。今日、トランプ大統領が批判しているFRBの今後について、飯田香織による解説。飯田香織は「FRBが政策金利を0.25%引き下げるという見方がある。トランプ大統領再任後、初めての利下げとなる。金融市場では好意的に受け止めている。トランプ大統領は利下げで景気を拡大したい。一方、FRBのパウエル議長は利下げに慎重だ。トランプ大統領はパウエル議長に金利を下げて欲しいと圧力をかけた。FRBは利下げしない理由としてトランプ関税の影響を挙げてきた。消費者物価指数は2.9%上がった。雇用統計では労働市場の減速が鮮明になっている。パウエル議長は経済データ重視の考えを示している。FRBの2人の理事は利下げを支持している。スティーブン・ミランは現在、大統領経済諮問委員会の委員長を務めている。大統領の言いなりにはならないという姿勢を強調している。中央銀行の独立性を脅かすものだと批判も出ている。クック理事は現在、係争中で今回の会合に出席した。トランプ大統領はパウエル議長を遅すぎる男等と言ってきた。ケビン・ハセット氏ら3人がFRBの次期議長候補だ。ある力に屈して利下げすると中央銀行は政治の道具と見なされドル離れが起きる可能性がある。」等と解説した。

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(ニュース)
米通商交渉団がインド到着

インドがロシアから原油などを購入していることを理由にアメリカが先月インドへの追加関税を50%に引き上げてから初めての関税を巡る交渉がインドで始まった。トランプ大統領とインドモディ首相は追加関税引き上げなどによって関係悪化が指摘されていたがこのところ共に関係修復に前向きな発言をし、シンガポールCNAは今回の交渉は今後に向けて重要な一歩になりそうと伝えている。インド関係者によると今回の交渉は正式なものではなくどういう合意が可能かを探る話し合い、専門家はこの話し合いが正式な貿易交渉につながるかもしれないと語っていた。トランプ氏が追加関税を50%に引き上げてから初めてアメリカ・インドの代表が貿易について直接協議することから重要だと言える。

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国境付近で一時混乱

タイとカンボジアの国境地帯での武力衝突は7月に停戦で合意したが、国境地帯ではその後も双方の住民の間に根強い不信感が残っている。きのうはカンボジアの住民が、タイ軍が国境付近に立てた鉄条網を解体しようとして一時混乱した。

(エンディング)
力自慢が 熱戦を繰り広げる

リビアのミスラタで開かれたトラック引き大会では建設業で使用する大きいトラックを20mいかに短い時間で引っ張れるかが競われる。地元のアームストロング協会の主催で今回は2回目、優勝者には約10万円の賞金が送られる。専用のトレーニング施設を作る計画もあるということ。

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ミスラタ(リビア)

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