アメリカ大統領選、共和党全国党大会の2日目。トランプ氏の過激な発言や攻撃的な政治姿勢は、前々回の大統領選挙のときから続いているため、トランプ氏への見方は多くの有権者の間ですでに固定化されていると見られている。候補者選びからの撤退後もヘイリー氏に一定の票が投じられたのは、トランプ氏にだけは投票したくないという、一部の党員が抱える抵抗感の表れでもあり、ヘイリー氏の呼びかけにどこまで効果があるかは分からない。トランプ氏は党大会最終日の指名受諾演説が国民を団結させる機会になるとしている。銃撃事件にどのように言及するのか、また、バイデン政権を批判する際に見せてきた過激な発言は封印するのかが焦点となる。