経済部・三好記者による解説。帝国データバンクの調査では7月に値上げされるのは2,269品目と6月の2倍以上に増える見通し。7月以降の値上げ予定の商品を紹介する。伊藤ハムでは家庭用ハムやソーセージなど220品目を7月出荷分から、ニップンは小麦粉・パスタなど104品目を8月納品分から、コカ・コーラボトラーズジャパンもペットボトルや缶飲料など165品目を9月出荷分から値上げする。500mlのペットボトルのコカ・コーラは税抜き価格で200円から220円になる。原材料や物流費の高騰などの影響で値上げされてきたがここにきて中東情勢の影響が加わった形。ニッセイ基礎研究所・久我上席研究員は物価高でどう生活を守るかについて「大切なのは過度に不安にならないこと。いつもの買い物のリズムを保つことが最も合理的な家計防衛になる」と指摘した。家計調査(総務省)では食料の支出が2か月連続でマイナスになっている。一方で宿泊や娯楽への支出は堅調に推移している。日銀の金融政策決定会合は来月開かれる。インフレのリスクに対応するには“利上げ”が必要になる。最近は複数の委員から利上げに前向きな姿勢を示す発言が出ている。ただ利上げで景気が冷え込むリスクもある。矢野は「(アメリカの)先月の消費者物価指数は前年同月比+3.8%。2年1か月ぶりの高い伸び率だった。内訳をみるとガソリンが+28.4%、航空券代が+20.7%。牛肉は14.8%、コーヒー豆は18.5%の上昇」などとコメントした。
