湯田温泉旅館協同組合のまとめによるとことし1月から先月末にかけて組合に加盟する12施設に宿泊した外国人は計9338人に上り、去年の同じ時期と比べて1.4倍に増えた。国や地域別でみると最も多いのが韓国で3448人、次いで台湾3242人、米国591人、中国429人、ヨーロッパ383人など。米国は去年同時期比1.7倍に増えた。湯田温泉がある山口市はことし1月、米国の新聞大手、ニューヨークタイムズで「行くべき52か所」に選ばれていて、市は無料でインターネットに接続できる通信環境の整備や米国でのPR活動などに取り組んでいる。山口市観光交流課は「ニューヨークタイムズで紹介されたことも外国人宿泊者の増加につながっている。引き続き受け入れ環境の整備に力を入れたい」としている。