ドジャース・大谷翔平は試合前の投球練習中、高めに抜けたボールがフェンスを越えファンを直撃。練習終了後、自らサインボールをファンにプレゼント。大谷翔平の神対応に称賛の声が多く上がっている。ドジャースはきょうから敵地ニューヨークでヤンキースとの名門対決が行われる。スタジアムは試合前から盛り上がりを見せていた。1番の注目はホームラン21本、両リーグトップを独走するヤンキース・アーロンジャッジと、大谷翔平との対決。ヤンキースタジアムでは大谷vsジャッジのコラボボブルヘッドが、524個限定販売。世界の交差点タイムズスクエアでは、大谷翔平が出演する巨大広告が掲げられた。東のヤンキース、西のドジャースと言われる因縁の対決、スタジアムは異様な雰囲気に包まれた。ヤンキース戦、大谷翔平は2番、指名打者でスタメン出場。打席に立つと、熱狂的なヤンキースファンから特大のブーイングを浴びた。第1打席はセカンドゴロに倒れた。ドジャースの先発は7勝目を狙う山本由伸。1回、2アウトからジャッジにツーベースヒットを打たれるが、続くスタントンを空振り三振に仕留め、1回を無失点で切り抜けた。見方打線の援護がない中、山本由伸は6回、スタントンから155キロのストレートで三振を奪い、雄叫びを上げた。山本由伸はメジャー移籍後最多となる106球の快投劇で、8連勝中のヤンキース打線7回、2安打、無失点に抑えたが、勝敗がつかなかった。3打席ノーヒットの大谷翔平の第4打席、大きな当たりを放つもレフトフライとなった。この試合、大谷翔平は5打数、ノーヒット。チームは延長戦の末、ヤンキースから勝利を飾った。試合後、ロバーツ監督は山本由伸のピッチングを絶賛。