大和証券CMアメリカ・高橋諒至の解説。高橋氏は、大統領選挙テレビ討論会でバイデン大統領の劣勢が報じられたことについて、バイデン大統領の印象が良くなかったという声もある。バイデン大統領の再選予想は減少もトランプ氏への支持は大きく増加する状況にはなっていない。民主党内でバイデン氏より若い他の候補者を推す声が上がっていることに加えトランプ氏の刑事訴訟のリスクも抱えている。テレビ討論会は例年9月ごろに行われるが、今回はスタートが早かったこともあり民主党の巻き返しの可能性は十分ある。またマーケットの今後の展開については、今回の討論会の後の議論を見てもわかるが、結局支持者の意見はその時のニュースなどによって移ろいやすく、結果を見るまで大統領選の勝者を予想することは難しいと考えているとし、S&P500の年後半の平均的な株価の動きと、大統領選の年の動きを比較したのデータより、選挙戦を気にしすぎず個別企業の業績動向などに焦点を当てて投資先を決めていくべきと考えていると解説した。
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