22日、値下がりした株式を買い戻す動きが広がったニューヨーク株式市場。ベッセント財務長官が非公開の公演で「中国との貿易摩擦は持続可能ではなくごく近い将来に状況が改善される」と見通しを示したと報じられたことで米中貿易摩擦の緩和に期待感が広がった。その流れを後押ししたのがFRBのパウエル議長をめぐるトランプ大統領の「解任する気はない」との発言。利下げをめぐり対立を深め議長を解任するのでは?との懸念が広まっていた。市場では株式だけでなくトリプル安となっていただけに沈静化をはかった格好となった。
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