ニューヨークから中継。アメリカ金融大手の決算が予想を上回るポジティブな内容だったことについて、岡三証券NYの荻原裕司が解説。S&P500企業の1月から3月期増益率見通しは前年比13.9パーセントと高い成長が見込まれている。1月から3月は原油、ガソリン高の影響も限定的だったこともあり、消費関連企業も好調と予想される。今後発表されるハイテク企業の決算もAI投資や去年の同じ時期と比べてドル安となっていることが追い風になると考えられる。ただ次の四半期以降は原油やガソリン高の影響が業績に出てくるリスクがある。企業は保守的な業績予想を示し、一部では通期予想を引き下げる可能性もあるので、短期的には注意が必要。ただ昨年も関税政策の影響で多くの企業が業績予想を撤回したが、株価はその後上昇。アナリストによる2026年通期の利益予想は2割近く上昇する見通しとなっているので、高い利益成長が支えとなり、株価は上昇トレンドを再開する考えられる。15日のニューヨーク株式相場は主要3指数が上昇して始まった。その後は今年に入り軟調な動きが続いていた大型のハイテク株が買われ、S&P500とナスダックは上げ幅を拡大。一方、資本財や素材セクターは利益確定売りに押されニューヨークダウは軟調な動きになった。
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