NTTドコモが1999年から導入した絵文字のサービスを、終了すると発表した。日本発祥のサービスで、テキストだけの文面から感情を伝える手段として人々の間に広がっていった。その後「Emoji」として海外にも広まり、現在ニューヨーク近代美術館で絵文字が展示されている。誕生から26年、青春時代を絵文字とともに過ごした人々は懐かしく思い出すが、平成生まれにとっては馴染みがない様子。NTTドコモは、「昨今の端末の絵文字の利用状況を鑑み、6月下旬以降に発売する機種から提供を終了する」という。ドコモ絵文字の開発者であるドワンゴ取締役の栗田穣崇氏は、「本当にたくさんの方に使っていただいて感謝しかない」としている。