(中継)東京証券取引所。買いが買いを呼ぶ展開が続き、日経平均株価は今月に入ってから2600円以上上昇した。今日の終値は昨日より392円高い4万2224円となり、3日連続で史上最高値を更新した。一時は600円近く値上がりする場面もあり、取引時間中としての史上最高値を5営業日連続で更新。上昇の背景にあるのは米国での株高。前日のニューヨーク市場では、FRBが9月に利下げを始めるとの観測が一段と高まったことを受け、ハイテク株の多いナスダック総合指数が7営業日連続で最高値を更新。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、半導体関連株が買われたほか、円安の進行が下支えし、幅広い銘柄の上昇につながった。ただ相場の過熱感が高まる中、日本時間今夜には、米国の6月の消費者物価指数の発表を控えていて、FRBの利下げ時期を占うその結果に市場が注目している。ニューヨークの映像。